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2017年12月05日

みんなの日誌

【今月の村特集〜高知県・北川村〜】

東京より五七九キロメートル、高知竜馬空港から車で一時間三十分。
四国の半部を占める高知県の東南に位置する北川村は、一九七平方キロメートルの面積を有する。
徳島県並びに6つの市町村に隣接し、山々に囲まれた村域のほぼ中央部を奈半利川が流れている。

安政元年、翌二年と地震に見舞われた土佐。
床に臥せる大庄屋の父に代わり、その手腕を振るったのが幕末の志士 中岡慎太郎である。
飢餓で高価な塩が買えずに苦しむ農民に、塩代りに防腐や調味料として使おうと、ゆずを植える事を奨励する。
「桃栗3年、柿8年、ゆずはすいすい15年、ゆずの大馬鹿18年」
郷土史家 前田年雄さんが遺した言葉にもある通り、
途方もない月日を要し、なかなか実を付けない柚子と向き合った北川村。今では県のシェアの1/4を占めるほど成長しています。

一人の男が掲げた信念を、今も尚息づいている北川村。
そんないっごそう、はちきんな村民の皆さんに分けていただいた瑞々しい柚子や郷土の食材をぜひご堪能下さい。

文 白戸 優太